日本・米国・欧州の特許取得
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日本特許5719958(Mar.27,2015)
米国特許9,407,979(Aug.2,2016)
欧州特許2934022(Aug.17,2016)
新しい音響技術の概念
■特許技術“Sound Supercharger System;3S®”が、これまでにないハイスピード、ハイダイナミックレンジを実現。
キレのある音とは音の頭を再現することであり、それはトランジェント特性の向上によってのみ実現できるものである。しかし、トランジェント特性は現在の技術では可視化するかたちで正確に測定できないため、これまでなおざりにされてきた。
我々はこのトランジェント特性の見えない壁を突破することが、次世代音響機器への道を切り拓くことになると考え、独自に研究開発した特許技術“Sound Supercharger System;3S®”により空気圧で振動板の動きを制し、これまでにないハイスピード、ハイダイナミックレンジを実現した。
構造については、まず、ドライヴァーとしてフルレンジを採用。これは、自然である音は一体にして不可分なものであり、全周波数を分割しても再統合することはできないからである。そこに、もう一台のドライヴァーを重連して、これにスーパーチャージャーの機能を与え、空気圧により、主たるドライヴァーの振動板の動きを同相で補強した。これにより、主たるドライヴァーの振動板にはこれまでにない敏捷性が与えられ、トランジェント特性の向上とともに、エッジの効いた、小気味よい、キレのある音が体感できるようになった。
■小口径ドライヴァーと小型セラミックエンクロージャー、制振材のコンビネーションが、キレのある音とコクのある音の相反を解決。
振動板の敏捷性を最大限に発揮させるため、ドライヴァーには直径5cmの小口径ドライヴァーを採用。主たるドライヴァーは剥き出しのままの機能美とし、スーパーチャージャーは、小型セラミックエンクロージャーに収納した。なお、硬質のエンクロージャーは鋭いQを持つという欠陥があり、ピーキーな高音が付きまとうが、これは新素材によって能動的に解決されており、同時に、想像もできないほどのコクのある音と凄まじいまでの音響エネルギーの放射も可能としている。
エンクロージャーのサイズは、必要十分な容積を確保しつつも、設置面積はわずか100㎠というデスクトップサイズにまで小型化されており、高機能とミニマリズムが収斂した機能的デザインとなっている。
■その音質はエネルギーを帯び、これまでの次元を超えている。聴けば判るZORZOの先鋭的・絶対的な実力。
ZORZOの音質は五感に響くものであり、これまでのSPEAKERの表層的な音質とはまったく違い、重厚・濃密で、音エネルギーを肌で実感できるほどである。
我々がこのように常識を打ち破ることができたのは、音質と測定結果との間には因果関係がないことを前提としているからである。つまり、音質を評価するのは測定機器ではなく人間なのであって、その聴覚は測定可能な範囲を超えたところにある。にもかかわらず、技術者たちは測定機器に頼り切っており、その結果、死んだ音がこの世界に蔓延している。
我々はこの事実を正確に理解し、測定機器にとらわれるのではなく、音質を決定づけるトランジェント特性を追究して開発を進めた。革新的音響を求めるプロの要求をも満たすポテンシャルは、あらゆるジャンルでオーナーに衝撃を与え、中毒にもならんことを断言しよう。